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 カツー……ン。
 薄暗い廊下が数10メートル続く。横を見ればレーザー格子。牢獄である。
 銀河特別警察G.S.P.本部の地下である。300年程前までは、日本という国の首都庁であったと云われるここは、当時のかげはなく、今や重罪人を留めておく拘置所になっている。

「ここだ。10分で済ませろ」

 G.S.P.の言葉の方へ顔を向けるのと、青白い顔をした史郎が顔を上げてこちらを見たのはほぼ同時で、暁は史郎と目が合うなりその名を叫ぶ事となった。

「っ史郎!」

「暁……」

 両手に錠をかけられ、姿勢もままならないでいる史郎の目線に合わせる様に暁はしゃがみ込む。
 目の前にある格子が、この上なく邪魔だった。

「っ待ってて、すぐあたしここから出したげるから。無実だってG.S.P.に思い知らせてやるから。そしたらおもいっっきり賠償金」

「死刑が宣告された」

 刹那の、静寂。

「……え?」

 な、に……。頭ン中……まっしろになった。