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「―————っちょっと! どういう事なのよこれ!?」
「……何だ小娘。知り合いか」
冷酷な、声音。 ぞくりとした……。
暁はどこを見ているのかわからないG.S.P.の……おそらく総長だろう。をねめつけるようにして言った。
「知り合いも知り合いだわ! 何の容疑かしらないけど濡衣よ! 史郎のワケないじゃない!!」
カッとなったら後先考えずに行動してしまう。直情径行。この性格のおかげで何度となく痛い目を見たことがある暁だったが、いざ局面に当たるとその教訓はどこへやら、なくなるらしい。
「ふん。共犯者かもしれないな。おい!」
「っその娘は関係ない! ……っ大量無差別殺人なんてその娘に出来る器があると思うのか? 総長も堕ちたものだっ」
精一杯の、反抗。
ここで無闇に騒ぎ立てるのは利口ではない。そんな事は頭の足りない輩がすることだ。
「……“関係ない”か。ならばその証拠にコレで娘を一時気絶せてもらおうか」
男は小型の電気ショック機を史郎に手渡し、顎でしゃくってやれと命令した。
史郎は受け取ったそれを無機質な眼で見た刹那、暁にと視線を移し一歩前へ出た。