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「うっわイイワケ? みっぐるし……」

 カチリ。

「動くな。“μ-78ミュウ-セブンティエイト ・暁”。タイムチェンジ無許可で逮捕する」

 無機質なレーザービームガン発砲準備の音と、いつしか聞いた事のある同じく透明な声音。
 “あの日”の、銀河連合警察S.D.Pの声……。

「……あっららぁ、バレちゃった。時間の問題とは、思ってたんだけどね」

「あ、暁――っ」

 順平にまでその危害は加わり、ごりっと鈍い音を立ててビームガンは順平の頭にもつきつけられた。
 順平にビームガンを向けているのは、S.D.Pではなく、時空警察T.Pであった。

「にこっ♪ ゴメンねぇ? 総長サン。あたしまだ史郎との約束果たしてないんだわぁ。もう2・3日、時間くれなぁい?」

 ぐっと隣の順平の手をつかんで暁は笑ってそんな事を言う。が、瞳は笑っていなかった。
 どくどくと血流が速まるのをよそに、暁は平静を装う。

「馬鹿を言うな。未来へ戻り次第貴様は牢獄行き」

 ふぅっ!
 S.D.Pの説教が終わる間際に暁は、にっと不敵に笑って順平と共にその場から風の様に消えた。次元移転ディメンショナル・チェンジ。

「っ!? ――っクッソぉ! ナメた真似をしおってぇっ。T.P! “μ-78 ミュウ-セブンティエイト・暁”の抹殺を許可する! 同伴している少年も同様で構わん!」