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「ジュンペー、あたし彼岸花見るまで未来には戻る気ないの。昨日、夕飯出してやったんだから悪いけど協力してよね」

「は? ヒガンバナ? ゆ、夕飯? いやいや、てかあいつ等なに者よ?!」

 暁はブーツの内側からカードサイズの小型ビームガンを取り出して順平に手渡し、それの説明をする。

「……ね? OK? そしたらあたしが殺ヤるから」

「っ!? 殺ヤるって! ちょい待……っ、おい。悪いこと言わねぇからやめろ。殺しそれだけはすンじゃねぇよ!」

 ダークブルーの瞳を曇らせて言った暁の言葉に順平は冗談じゃないと直ぐ様止めに入った。
 けれど暁はふっと笑みを浮かべる。

「殺人マーダーじゃなくて記憶の破壊ころし。あたしね、“SPY”っていう超能力? 持ってンの。DNAの神秘!」

「……何でもアリなんだな。こんなちっせぇ銃まであるし、あのグラサン達なんか目じゃねンじゃねぇ?」

 物めずらしそうに言った順平の脇で、暁も小型ビームガンを取り出す。
 この銃でヤツらの神経系を麻痺させて記憶消去メモライズイルミネイト。 ……したら、ヤツらのタイムボートぶっ壊して終りだ。

「ここもすぐヤツらに見つけられるよ。インフォグラスしてたかどうか確認しとけばよかったっ」