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 自分の身体が限界にキても、今ここで引くワケにはいかない。今、引いたら……。今引いたら史郎の罪を認めることになる!!

「大量無差別殺人? 銀河連合S.Dもバカな事したわね。おそらく急激な人口増加が原因でしょーけど? それもみんな上流階級うえの増加。そうなると下流階級したの人間に政府援助なんてやれないから……ってコトでしょ。————っふざっけんじゃないわよ! 人間ひとの命なんだと思ってんの!?」

 最後の1人である総長は暁の熱弁にぎこちない拍手を送って両手を上げる。

「まさかSPYサイだとは思わなかったよ。稀な、貴重な存在だ。殺してしまうには実に惜しい。……ゴクリ。どうだ?私の方から上へ申請してやってもいい。銀河連合S.D付きの特殊機構VIPに」

 すたすたと無表情に怒気をはらんだ状態で暁は総長に近づき、整った綺麗な口はじを上げて不気味な笑みを浮かべる。

「……そうね。それも、悪くないわ」

「っよ、よし。では自身が乗って来たタイムボート」

 パシュッ! と小気味良い音と共に総長は眼球が飛び出る程に目を見開いて絶句し、口を震わせながらガクリと両膝を折る。

「で? 用がなくなったら史郎あの人みたいに捨てられるワケ! あたしは誰に言われた通り生きるつもりなんてない!!」

 ポゥ……と蒼い光。

「あたし達はっ! あたし達は銀河連合S.Dの使い捨てのオモチャじゃない!!」