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「何が言いたいのよ!」
「M.C“三次元、元素物質転換”。“Φ-18・史郎”が造った世紀の大発明。ルームナンバー“Φ-000-18”に君の部屋も調べたのですがどこにもありませんでね。こちらへ……渡して頂けませんか?」
すっと差し出してきたイオンの手にびくりと暁は体を震わせて、じりっと後ずさり順平の腕にぐっとしがみつく。
さっきの強気な暁は、今やいない。
「銀河連合の、犬が……っ!」
「本来なら君を殺してM.Cを持ってこいっていう件なんだ。大事にはしたくないんだって」
何とかM.Cだけを渡してもらって未来へ帰りたい。
ここへ来る前にイオンがリングに出した提案だった。
————先に着いたT.Pが壊滅した場合は……。
「ぜっったいに渡さない!! アンタ達にはわかんないだろうけどっ、これを……M.Cを失したらあたしから史郎が消えちゃう! 史郎のデータも、史郎の部屋もっ、史郎自身もあたしから取り上げて! これ以上どうしてあたしから史郎を奪うの!!」
切れた……緊張の糸。(泣クナ、暁)。
逆流する……血液。(静マレ、暁)。
———— もう……止まれない ――――
「絶対に渡さない!!」