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 慎ちゃんがきゅうにマジメな顔になってしまい、あたしはう~ん。 と、首をかしげる。

「……遠慮なんかしてるんじゃないだろうね」

 うぉうっ。 図星だ☆。

「はぁ。親父もお袋も待ってるよ。 毎年毎年迎えにこないと来てくれないんだからなぁ、有栖は」

「って、……だって、あたし居るとせっかく家族だんらんなのに、わるいんだもん」

 いつの間にか慎ちゃんをにらみつけていた目は、玄関のアスファルトをじっと見ていた。

「じゃあさ、今度からはふたりでクリスマスしようか」

 うつむいていたあたしの耳に、慎ちゃんの声がひっそり届いた。

「……え?」

 ワケわかんなくってつい、聞き返してしまう。
 いま、慎ちゃんはなんて言ったの?