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「ふたりで、クリスマスしようよ」

 かぁぁぁぁっ!
 うっわ、あたし絶っっっ対、顔まっかだよぉぉっ!

「でっ、で、でもあたしなんかじゃなくてもっ、もっと……もぉーっと! ステキなひと、いるでしょ?!」

 まっかになってるあたしの顔を、おもしろいものを見るようにして慎ちゃんはのぞきこむ。
 うぅ~~~っ。 こぉのサドオトコぉっ!

「う~ん、まぁ、いるかな」

 すっと姿勢をもどして、慎ちゃんはあごに手をあてて言った。
 ……なんじゃい、アンタそりゃ。

「だっ、だったらそのひととクリスマスすればいいじゃんっ!」

 からかわれた。
 そう思ったあたしは、かっちん! とキて、うがぁっと言った。

「……でもねぇ、好きなのは、有栖だけなんだけど」

 きょとんとして、目をしばたたかせる。