~ scene 2 ~

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『でもさぁ、好きなのは、有栖だけなんだけどね』

 慎ちゃん、ほんとにほんと? ずっと、好きでいてくれるの? ずっと、そばにいてくれる?

 にっこり慎ちゃんは微笑んで、あたしに両腕を広げてくれた。

 ううう、サンタさんはほんとにいたのね。サイッコーのプレゼントよぉ♪

『そぉ? それはウレシイな♪』

 あ、あんたじゃなぁ――ッッい!!

 がばぁっ! と、布団を押し退けて、荒くなっている息を整えようと深呼吸する。

「ッッサイッテーのクリスマスプレゼントだっ!」 

 時計を見たら8時30分を過ぎていた。
 お気にのプライベートレーヴェルの赤いパジャマのまま階段を降りていく。
 あれ?
 ダイニングキッチンには、あいつの姿はなかった。