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 あんたホントにあたしよりみっつも年上なの? ってくらい、むじゃきな笑顔で和泉があたしにきく。
 さっき、ついさっき……。うちに誰かがいるっていう、たったそれだけの事に、すごく安心した。

「ヤってことは……」

 なかった。
 言いかけたときだった。
 すくっと慎ちゃんがソファから立ち上がったのは。

「慎ちゃ……っ!」

「ちょっと電話かして。 うち、電話する」

「……あ、うん」

 なんで、こんなに苦しいのかな……。
 あたしはうつむいて、泣きたくなる気持ちをぐっと抑える。

「————……泣きたいときはぁ!」

 急に大声出した和泉にドキッとして、うるんだ目を向けた。
 なんで、わかったの? 泣きそうって……。

「泣くのがいっちゃんいいんだぜ?」