p9 end

「ま、史郎が平気ならそれでいいんだけどね」

 暁は史郎を起こしたその足で、シャッと部屋の偏光ガラスをOffにした。そこには、制御コントロールされている人工太陽が光々と輝いている。

「ほら!いー天気だよ♪」

 何が嬉しいのか顔をほころばせ、人工太陽が眩しいのか右手を額にかざして暁は、そう言った。

 

 

陽はまた昇る。
僕の隣りでなくても、
同じ時間ときでなくても、
君は必ず沈む事なく昇るでしょう。
そして僕のあとを過ぎ去っても、
君は誰かの隣りで、
明日も沈む事はなく、
昇り続けてほしいと……
僕は思います。

 

 

The End...