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『確カニ、ヤ=シャハソウ言ッタ』 ドクン————!!
『ヤ=シャ……わたくしの想いはどうしても受け入れてもらえないの? こんなにも……っ、そなたを愛しているのに……っ! なぜ——!』

「う、そだ……っ、そんな事……。 っここへ……引き止めておく、嘘だっ」

「っ嘘だと思うならそれでもいいです。 ですが前世むかし、アナタはワタシを想っていてくれたはずです」

「む……かしなんて、カンケーっないじゃんっ。 ——っ今は光記が好きなんだから!」

 影良はさっき驚いてとまった涙をまた再び流し始め、シルクのケットを濡らす。
 光記……っ。 光記! どうすればいいの? 自分で自分がわからないっ!!
 ———— 光記!! ————

「っふ……っくぅ、っう……ふ」

「……エイラっ」

 ターシャは暗い部屋の中で煌々と翠色に光る影良の瞳を見つめる。 そしてそこから淡々と流れるしずくをふっ。 と、親指で拭い、切なそうに部屋を後にした。
 部屋にはすすり泣く声と、翠の印が影良の額に宿り輝いていた。

 

 

「影良がいない?! どういうことだ裕也!」

 数時間ぶりに夢から醒めた光記は、裕也の知らせを受けて起きた早々怒鳴ることとなった。
 そう、裕也が光記の起床を知らせに呼びに行ったところ、この部屋の隣、影良の部屋はもぬけの殻と化していたのだ。

「〜〜〜っ。 どういうことって言われても困るんだよ。 光記が起きたから呼びに行ったら居なかったんだ」

 あいつだ……。 っターシャ・V・ルース!!
 光記はベッドから起き上がり、乱れているシャツを直しながらギリッ。 と、奥歯を噛み締めた。

「え、何すんだよ。 大丈夫なのか?」

「九十九のネットワークをフル回転させろ! なんとしても帯神、ターシャ・ルースを捕らえるんだ!」