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「何だって?」
それは、出会って一カ月も経ってない日の夕方。帰り道に突然言われて茫然とした。
「……え、だからぁ。1番最初にあたしと一緒に居たコがね? 日下くんとぉ、付き合いたいって」
夕方の商店街。
立ち止まった俺達の側をいろいろな人が通り過ぎて行った。
上目づかいにそう言った貴女は、俺の気持ちなんか全然知らないで二の句を告げる。
「仲立ち……頼まれてね? ……言ったんだけど」
どうしてそこで笑うんだよっ!
全く別の俺が頭の中で怒鳴る。
ショックっていう言葉は、こういう時に使うものだったか……。なんて、訳の分からない感情がぐるぐる回っていた。