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「少し……寒いね」
そう、だね……。
消えそうな、会話。 まるで、今の僕たちみたいな……。
「……後悔してる?」
君は僕の問いに、少し困ったような……切ない顔をする。
寄せた肩の熱さが、その答えを言っていた。
言葉は、いらなかった。
僕の肩に頭をよりかけ、君はゆっくりと、を閉じた。
「どこへ……行こうか」
今夜は他にはなにもいらない。
あいまいな未来より、大切なものが今ここにある。
それでも君はきっと……。 明日になれば僕のところにはいないね……。
「おやすみ……」
できるなら、すべてを壊したい。
二人きりの旅、終わらせないで。
そんなことを思いながら、僕は星の浮かび上がる群青の空を見つめてた。
———— 恋じゃなくなった日の空を ————
THE END...