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「あなたは、いつもそう。 いつもその優しい声で嘘をつく。 わたしが、どんなにわたしが不安か知らないでしょう? あなたは心を開いてくれない……。 っ待ってるから! この部屋でっ、朝までだって待ってるから!」
「……——っ」
光記は眉間にしわを寄せ、その場を走り去った。
『惹かれあっていいはずないじゃない!!』
そう……。いい加減なのはオレ。わかっているっ。 前世の記憶のせいなのか、それとも“光記”の気持ちなのか……。 オレ自身が矛盾しているというのは一番よくわかっている!
それでも、この気持ちは“オレ”のもの以外の誰のものでもない……! オレが、今、必要としているのは……————。
今この時 あなたに逢うまでは……
どうかこの想いを
受け取ってはもらえないでしょうか?
“愛”という名の宝石は
“孤独”という名の石にかわり
あなたの足元に転がるでしょう……
そうしたら
拾ってくれますか?