小説一覧カテゴリー: TIMEシリーズ

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The End.

「あ、はは。子供じゃないんだから小枝子ちゃん」  しまった……。という顔をしたセンパイを横目にボクは、 「っそのプレゼント! ボク予約しますからね! ふっ、絶対にもらお♪」 「出た、クロ睦月……」  顔をボクの斜め上で引・・・

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p31

「なっ、なんか今日ヘンじゃないっ?! 七澤くん!」 「あはは! ちょっと舞い上がってるだけですよぉ~。 あ、センパイに気付かれちゃった」  小道ひとつふたつ向こうから、頭痛そうに額に手をあててやって来たのは、今の小枝子さ・・・

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p30

 優しく、甘く語られる告白。  ああ……わかった。何がつかえていたのか。ボクは、センパイの口から聞いたことがなかったんだ。いつもテレビの上に飾られている写真の、髪の長い女性ひとの話しには触れちゃいけないと……そんな風に思・・・

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p29

 所要駅からタクシーを使って十分。最近やっと開発されつつあるベッドタウンのすみに、センパイの奥さんである“小夜子さん”のお寺はあった。 「ボク、センパイが事務所を持ったことより結婚してたってことのほうが驚きましたもん」 ・・・

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p28

「まぁねぇ、ひとりで行きたい気持ちも分かるけど……。わざとひとりで暗くなりに行かなくてもいいのに……」 「……聞いてもいいですか? センパイ、どこ行ったんですか?」  はぁ。とひとつため息をついて小枝子さんは、刹那遠くを・・・

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p27

 ハーフコートをぱんっとはたいた小枝子さんは、さっき拍子で落としてしまったバッグを拾ってボクに尋ねた。 「まぁ、いいわ。それで? まさかこれから誰かと待ち合わせでもしてるの?」 「え、いやぁ、はは。そんな人いないです。ご・・・

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p26

「センパーイ! センパイどこですかぁ?」  朝起きてみたら、いつも通り部屋で寝ているだろうせんぱいは姿を消していていた。  いつもならやっと起こして朝食を頂く時間なんだけど……。 「布団はすでに押し入れ。トイレにもお風呂・・・

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p24 ep.2 End…

「————っ!? 小夜子ぉーっ!!」  葵の悲鳴と、パアーッ!! という車のクラクションが重なった。  どんっ!! という衝撃音。  それ以外は、記憶にない。     「雪、積もるな……この分だと。な・・・

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