remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 p14 ep.1 End… TIMEシリーズ 「今夜は……冷えるな。熱燗でも、つけさせるか。 小枝子ぉ」 “愛する”ということを知って泣いたあの日。 “独りになる”ということが怖いと思って泣いたあの日……。 こんな日が来るなんて、思いもし・・・ 目次 最初から読む Toggle Dropdown priority_high最新話から読む chat_bubble_outlineコメントを見る 更新 2026-01-09 7:18 am remove_red_eye0 chat_bubble_outline0
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 p13 TIMEシリーズ しばらくの間を置いて彼女は言う。 俺はというと彼女の肩に顔を埋めてじっと身動きしない。 「あーっおい! うりゃっ。どーしたのよ」 彼女は俺の脇腹をていっ! とつつきながら聞いてくる。 俺はというと、きゅっと細い貴・・・ 目次 最初から読む Toggle Dropdown priority_high最新話から読む chat_bubble_outlineコメントを見る 更新 2025-12-20 1:14 pm remove_red_eye0 chat_bubble_outline0
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 p12 TIMEシリーズ 「葵っ! 夕飯食べてさ、ドライブ行こう」 流し台にぱたぱたと行き、シチューをスープ皿によそってそう言った。 こんな瞬間に、貴女が大人の女性ひとだと俺は思っていたんだ。 いつまでも、こんな時間が……こんなやわらかい空・・・ 目次 最初から読む Toggle Dropdown priority_high最新話から読む chat_bubble_outlineコメントを見る 更新 2025-12-20 1:09 pm remove_red_eye0 chat_bubble_outline0
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 p11 TIMEシリーズ 「おっ帰りなさ~い! 寒かったでしょー。明日ホワイトクリスマスになるって今、天気予報で言って……」 「っ俺のそばに、ずっと……居て下さいっ!」 紫色の宝石箱の蓋を開けて差し出して、耳まで真っ赤にしてそう言った。 貴女・・・ 目次 最初から読む Toggle Dropdown priority_high最新話から読む chat_bubble_outlineコメントを見る 更新 2025-12-20 1:05 pm remove_red_eye0 chat_bubble_outline0
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 p10 TIMEシリーズ バッと顔を上げた俺を見て、彼女は自分も頬を染める。 「……え? ヤだ……」 「ヤだって、なんだよっ。しょうがないだろっ?」 「っだって! 困るわよあたしっ……。友達の、好きな……人なのにぃ」 「だからしょうがないだろっ・・・ 目次 最初から読む Toggle Dropdown priority_high最新話から読む chat_bubble_outlineコメントを見る 更新 2025-12-20 1:01 pm remove_red_eye0 chat_bubble_outline0
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 p9 TIMEシリーズ 「……日下、くん?」 「その女性ひとに言っといて。俺、好きな女性ひとが居るからって」 頭が、おかしくなる。 次に自分が言おうとしている言葉が、予測出来ない。 「……っでも、真保いいコなのよ。1回、会って話をするだけで・・・ 目次 最初から読む Toggle Dropdown priority_high最新話から読む chat_bubble_outlineコメントを見る 更新 2025-12-20 12:56 pm remove_red_eye0 chat_bubble_outline0
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 p8 TIMEシリーズ 「何だって?」 それは、出会って一カ月も経ってない日の夕方。帰り道に突然言われて茫然とした。 「……え、だからぁ。1番最初にあたしと一緒に居たコがね? 日下くんとぉ、付き合いたいって」 夕方の商店街。 立ち止まった・・・ 目次 最初から読む Toggle Dropdown priority_high最新話から読む chat_bubble_outlineコメントを見る 更新 2025-12-20 12:50 pm remove_red_eye0 chat_bubble_outline0
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 p7 TIMEシリーズ 「何なんだよ。ひとの周りをうろうろ……。 “迷惑なんだよ”」 大抵のヤツは“この一言”でひるみ、去っていく。そしてそれ以上は関わろうとはしてこない。 「……あたし、梅原 小夜子うめばら さよこ。経済学部3年。覚えてネ♪・・・ 目次 最初から読む Toggle Dropdown priority_high最新話から読む chat_bubble_outlineコメントを見る 更新 2025-12-20 12:47 pm remove_red_eye0 chat_bubble_outline0
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 p6 TIMEシリーズ ————…… 前にも、同じことを言った奴が……居たな。 ドクドクと脈打つ頭の隅にある人物を思い出す。 懐かしい、顔と、声……。 『センパーイ。こんなの吸ってたら体壊しますよぉ?』 ……元気、してっかな。 &nbs・・・ 目次 最初から読む Toggle Dropdown priority_high最新話から読む chat_bubble_outlineコメントを見る 更新 2025-12-20 12:43 pm remove_red_eye0 chat_bubble_outline0
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 p5 TIMEシリーズ 驚きと不快感が頭をもたげる。 その彼女はストレートの腰まで伸びた絡まりのないロングヘアを耳にかけ、俺からとりあげた煙草を掌でもてあそぶ。 ……なんなんだよ。この女は。 「煙草はね、害が及ぶのが自分だけじゃないの。副・・・ 目次 最初から読む Toggle Dropdown priority_high最新話から読む chat_bubble_outlineコメントを見る 更新 2025-12-20 12:38 pm remove_red_eye0 chat_bubble_outline0