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「半年もブランクあるし、バイトやってるから……」
俺はキリッと下唇を噛んだ。
階段の中2階で立ち止まって、少し、貧乏ゆすりした。
イライラする……!
「でもね? 日下く……」
「っできないんだよ……っ!」
言った後で俺ははっとしてマネージャーを見る。 びっくり、してた。
「……ごめん。 違う……、そうじゃ、なくてさ」
右手のひらで額を覆って深呼吸する。
落ち着け。
自分に言い聞かす。
「俺んちの親父、さ……。去年の暮れにちょっと、おかしくなっちゃってさ。 入院……してんだよ。 ……で、俺ばっかり部活なんて、してらんないからさ。 ホント、悪い」
「や……、あの、私、何も知らないで……」
妙に深刻な顔をしてマネージャーが言うもんだから、俺のほうが悪いこと言ったみたいに感じて、俺のほうが変に改まってしまう。
「あ、だって、他の皆だって知らないことだし」