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 言われた暁は凛とした姿勢を崩さず、これでもまだ何かを要求してくるなら応戦する。と、心に決めた。

「リング、引き上げよう」

「はぁ!? 何言ってっ、そりゃM.Cモノはないけど彼女本部に連れてかないとオレらがワリ食うんだぞ!? ————っイオン!」

 リングを全く無視してイオンは呆然として立ち尽くす暁と順平の元へ足を運ぶ。
 イオンの足が1歩近付いたところで順平は暁を自分の背中の後ろへとかくまい、さっき暁から渡されたビームガンを両手で構え彼へと向けた。

「そう逆毛立った猫みたいにならないで下さい。 ……“Φ-18ファイ-エイティ・史郎”に会いましたよ」

 さっと暁の顔色が変わったのをイオンが見逃すはずもなく、あの時の自分達のやり取りを話そうとしてもう1歩近付いた。が、足を踏み出した瞬間バチィッとイオンの目の前で電気の壁が悲鳴をあげる。

「防御壁シールド……」

「……そんな事まで出来るのかよ」

 無意識に口をついたイオンの言葉に、リングはハとして言う。

「……っ悪いけど聞きたくないわ。言ったでしょ消えてって! 銀河連合ヤツらの手先の言うことなんて信じられないっ。それが史郎の事なら尚更ね!」